マンションリノベーションアドバイザー

 『マンション・リノベーション』とは簡単に言うと「中古マンションの全面改修・スケルトン(骨組み)リフォーム」のことです。

マンションリノベーションのメリット

中古物件のストックは増え続け、特に中古マンションはこれからどんどん市場に流通することでしょう。その中古マンションを自分たちの思い通りにできる。それがマンションリノベーションの魅力です。
中古マンションのストックは山のようにあります。マンションの耐用年数は60年と言われていますが、築20年のマンションを改修すれば、あと40年は住むことができます。 コストもぐっとお手頃になるのです。 何より、中古マンションには下のようなメリットがあります。

?構造・耐震等の心配点がほとんどない。
中古住宅で怖いのが腐食とシロアリ。壁をめくってみたら柱がなかったなんてこともあります。でもその心配はマンションにはありません。また昭和56年以降のマンションなら耐震基準がみなおされておりますので安心です。
?プランの自由度がかなり高い
2階建てではどうしても抜けない柱。マンションなら全く壁のないワンルーム空間だって可能。可動家具を動かして間仕切りにして、と可能性が広がります。
?コストや工期、環境面でのメリット。
築20年のマンションを1〜1500万円で購入、あとは改装費だけ。また確認申請等が不要のため工期も短い、ストックも多いため希望地での物件を探しやすい等のメリットがあります

 『所詮中古マンションでしょ?』『一戸建てじゃないとイヤ』という方には勧めるつもりはありません。が、『自分でこだわった家に住みたい』という小さな夢を叶えさせてくれる最後の砦なのではないか?とさえ私たちは思うのです。
 ちなみに最近では、定年退職してから駅近の中古マンションを買われる団塊世代の方が増えています。『足腰も弱るからなるべく便利なところ』というのがその理由だとか。 リタイア後のご夫婦二人の終の棲家には広さもいらないので選択肢は広がります。 そして、小さくて限られた空間で、素材やプランニングにこだわったモノづくりを行うことができます。 それが『マンションリノベーション』なのです。
  立地条件がいい現在、新築マンションは、次から次へとたくさん建てられています。はたして、その中でどれだけの物件が、立地条件がよく便利な場所に建築されているのでしょうか?あなたがお探しの場所に、気に入った新築マンションはありましたか?そうです。少し前までの新築マンションの建設ラッシュで、良い土地、利便性がいい場所にはもうすでにマンションが立ち並んでいるのです。そう、これが世間一般にいわれる中古マンションです。ご自分の条件にあう立地、例えば、職場や学校への交通手段や出勤時間、小さいお子さんがおられる場合には学校へ通うさいの安全性、そして主婦の人には欠かせない、生活必需品を購入出来るスーパーや商店街が近辺にあるかどうか等々。いろいろ考えると、必ずしも新築マンションが優位にたつのではないということです。
 さて、もうお分かりでしょう。中古マンションの最大の魅力は、第一にこの立地条件にあるのです。

マンションだからこそ健康住宅にこだわりたい

マンションは『鉄筋コンクリート』で作られた箱です。ただでさえ無機質なこの箱の中に、さらに無機質な新建材を使って作られているのが今の新築マンションの現状です。せめて、自分たちが直接触れる部分、床や壁、天井などの内装にだけは『本物の素材・国産の素材』を使いたい、というのが私たちの小さな願いです。国産のものを使うと高くなると思われるのですが、ほとんどコストは変わりません。地元飫肥スギを用いた「音響熟成木材」や室内の空気を浄化する「幻の漆喰」、竹炭入りの「清活畳」を活用した癒しの三法則で健康住宅に早変わり!!健康住宅へのマンション・リフォーム具体例はこちらから!!

リフォームとリノベーションについて

 リフォームとは建築的には改築(面積はそのままで、間取りを変更)、改装(クロスの張り替えやキッチンの入れ替え等の模様替え)、修繕(設備修理や雨漏りの修繕)等です。つまりリフォームとは、老朽化した建物を初期の性能に戻したり、クロスの張り替え等といった、いたって簡単な小規模な工事のことです。 簡単にいうと、こういったことがリフォームです。
 リノベーションとは建物の持つ初期の性能以上に、新たな付加価値を付け加え再生させることであり、スケルトン状態(躯体の状態、空の箱状態)から配管工事・間仕切り変更・建物用途の変更(コンバージョン)等の大規模な工事のことを指します。つまりリノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して、性能を向上させ価値を高め、建物を再生させ、もう一度生まれ変わらせることなんです。